愛媛大学法文学部人文社会学科吉田正広研究室

ご挨拶

 

 イギリスを旅行すると、多種多様な記念碑の存在に驚く。公園にも多くの銅像が立ち、歴史で学んだ人物のこともあれば、地元ゆかりの政治家や偉人たちのものもある。それらの記念碑の中で、さまざまな街の通りの目立つところに、あるいは道路の真ん中に、さまざまな形態の記念碑が建っている。近寄って見てみると、第一次世界大戦の戦死者を追悼する記念碑であることに気づく。しかも同じ記念碑に第二次世界大戦や朝鮮戦争、イラク戦争の戦死者まで追悼する銘文が刻まれていることが多い。

 

 われわれ日本人にとっては、街中にこれほど戦争関連の記念碑があるというのは驚きである。この記念碑を研究対象にしたら面白いのではないかと以前考えたことがあったが、イギリスではすでに早くから研究が進んでおり、日本人の若手の研究者も第一次世界大戦の研究と関連して早くから取り組んでいる。私は、遅ればせながら、勤務先での四国遍路と世界の巡礼研究の一環として、イギリス人兵士の墓の問題と並行しながら戦争記念碑について細々と研究を進めてきた。

 2017年度からは科学研究費補助金の支給を得て、イギリスの戦争記念碑の研究をさらに進めることが可能となった。このホームページは、これまで私が少しずつ行ってきたイギリスの戦争記念碑研究の成果を少しでも社会に発信できればと思い、開設することにしました。

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